黄金の月。

2004年6月4日 日常
 
昨夜はとても素晴らしい月夜だったらしい。

以前スガシカオがラジオで、
十五夜もいいけれど六月の月も綺麗なんだと言っていた。
そしてシカオと六月の月といえば、これだろう。


 ぼくの情熱はいまや 流したはずの涙より 
 冷たくなってしまった
 どんな人よりもうまく 自分のことを偽れる 
 力を持ってしまった
 大事な言葉を 何度も言おうとして 
 すいこむ息は ムネの途中でつかえた
 どんな言葉で 君に伝えればいい 
 吐き出す声は いつも途中で途切れた

 知らない間にぼくらは 真夏の午後を通りすぎ 
 闇を背負ってしまった
 そのうす明かりのなかで 手さぐりだけで 
 なにもかもうまくやろうとしてきた

 君の願いと ぼくのウソをあわせて 
 6月の夜 永遠をちかうキスをしよう
 そして夜空に 黄金の月をえがこう 
 ぼくにできるだけの 光をあつめて
 光をあつめて...

 ぼくの未来に 光などなくても 
 誰かがぼくのことを どこかで笑っていても
 君のあしたが みにくくゆがんでも 
 ぼくらが二度と 純粋を手に入れられなくても

 夜空に光る 黄金の月などなくても

 ――スガシカオ『黄金の月』
 


今夜は満月。
毎年何故か、見ることの出来なかった六月の満月。

今夜は久しぶりにフラリとしてこよう。
 

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索